ゲームマスターながやん

昨夜は友人宅にてボードゲームの集い、毎週恒例の和やかな一時である。
まずは主催の友人とタイマンでバトル、中世の決闘ゲームを遊ぶ。
一直線に並んだマスの両端からお互いスタートし、距離を縮めて剣で突く!
移動攻撃や受け流し、そして後退をカードの数字で行うというもの。
山札が尽きると判定になるため、それも考慮しながら押したり退いたり。
先手を取ると有利な気もするけど、ペアの数字をつい出し惜しみしたり。
どのゲームもそうだけど、本当に絶妙なバランスでいつも感心させられる。
結局コツをつかみかけた時には、ばっちり五本先取されて負けてしまった。


次に遊んだフランスのゲーム、これが凄い…正直に言って惚れました!
架空の都市が舞台のファンタジー、地下の迷宮でモンスターとガチバトル。
これ、何が凄いってまず、主人公が「ハゲたおっさんの僧侶」ってとこ。
マッチョなおっさんがハンマーを片手に主人公張ってます…流石フランス。
そして仲間も死刑囚の剣士や荒くれ者、この人達は働き次第で無罪放免。
そんな濃ゆい面子で繰り広げられる、地獄のダンジョンの脱出や探索ゲーム。
これがね、面白い…ハゲサイドと魔物サイドに別れて遊ぶんだけどね。
ダイスを転がし行動力を決定、魔物とのバトルも全部ダイスで単純明快。
そして勝利条件を目指す俺達ハゲサイドに、友人の魔物達が次から次へ…
これ、面白かったんで二回遊ばせてもらって、悪魔サイドもやってみた。
いわばゲームマスター的な要素もあって、盛り上げ所やバランス感覚が必要。
やってみると面白いのと、あとは主催の友人が優れたバランス感覚と知れる。
難しいのよ、ギラギラと殺しにかかってもつまらん、けどイベント大事だし。
面白かったな、いろんなシナリオがあるので是非また遊びたいと思うった!


こうして毎週、友人宅でボードゲームやカードゲームを遊んでいる。
その話をしたら、ママンがものすごい食いついてきた、なにこの酔っ払い。
ママンはとても羨ましそうで、盲人にもできるゲームがあるかと興味津々。
ラブレターやククなら、カードに点字を貼れば遊べる気がするね。
点筆と点字板が人数分あれば、以前やった数字連鎖ゲームもできそう。
ママンがなにゆえ熱心かというと、盲人の娯楽って凄く少ないのだそうだ。
今年もパパンは忘年会の幹事だが、みんなで楽しめる出し物を探している。
なるほどなーと思った、俺も色々と考えてみようと思ったのであった。