妄想空域

実は小生、特典のクリアファイルが欲しくて、GTM前売り券を買った。
しかも、特典のつく前売り券はペアチケットで、独り身でも買った。
在京の友人がわざわざ、俺のためにチケットを買いにいってくれた。
で、意気揚々と先週GTMをみに上京したんだが…チケットを持ち忘れた。
正確には「これがチケットかあ」と思ってた紙が、違ったのだった。
劇場でドヤァと出したら「お客様、これと一緒のチケットを」と言われた。
家に忘れてきました、家は青森です!…オワタ、結局当日券を買った。
いいのだ、クリアファイルをゲットしたから俺は満足なのだ。
で、ペアチケットの片方は、チケット購入を手伝ってくれた友人に。
もう一枚は、以前から親交のあるFSS好きの友人に貰って頂いた。
この方には創作関係で飛行機の資料を融通してもらったりと世話になってる。
その恩返しをと思ったが、お礼の品を頂いてしまって恐縮している。
俺の机の上は、少し華やかになった…アスカにシグナムさん、ほむほむ…
そしてフォッケウルフTa152とF-2支援戦闘機、なんというカオス!

手前が我等が自衛隊の最新鋭機、F-2…我々青森人は三沢でお馴染みの機体。
俺が十代の少年だったころ、この子はSFX(次期主力戦闘機)と呼ばれてた。
カナード翼がついてたりして、近未来の戦闘機を想像させてワクワクした。
諸事情でF-16の再設計機として生まれたF-2は、かなりの高性能機である。
少し割高だが、日本の防衛任務に適した飛行機であることは間違いない。
特筆すべきはやはり、最大四発の国産対艦ミサイル搭載能力であろう。
ついたあだ名は「対艦番長」…対地支援も空戦もいけるマルチロール機だ。
先日調達が終了してしまったが、次のF-35配備まで日本の空を守る翼だ。
その主翼が実は、右側を米国、左側を三菱が作ってるのには驚いたね。


奥は俺が個人的にベスト大戦機と思っているフォッケウルフTa152だ。
ストライカーズ1945?で俺が愛機としていらい、ずっと好きな機体だ。
このフォッケTa152こそ、ドイツが生んだ究極のレシプロ戦闘機なのだ。
与圧されたコクピットにハイパワーのエンジン、拡張された主翼
そう、Ta152は高高度戦闘機として高度一万メートルを自在に飛び回る。
B-29の迎撃を前提に設計され、高高度を制したフォッケは空の王になった。
あの傑作戦闘機マスタングですら追いつけぬ、その速度、空戦性能
大戦末期に生まれたTa152は実際には、Me262の着陸時の護衛に使われた。
最強レシプロ機の誕生はそのすぐ背後に、ジェットの時代が迫っていた。
松本零士先生のアニメ「ザ・コクピット 成層圏気流」の主役メカである。
因みに原型機であるFW190は、俺の好きなバルクホルン大尉のストライカー。
トゥルーデはだから、いつかTa152になるんじゃないかと楽しみにしてる!