六畳一間のヒストリア

今、世界遺産になるかもしれないと噂の、軍艦島
あそこは実は、江戸時代末期からもう石炭の存在を掴まれていたらしい。
なんと、実際に島に行って、石炭の存在を確認したのは…グラバーさんだ(母談)
トーマス・ブレーク・グラバーはイギリス(スコットランド人)の商人ですね。
大河ドラマなんかでも、幕末物になるとチョコチョコ出てきますよね。
今回の「花燃ゆ」でも、これからひょっとしたら出てくるかもしれません。
そんな彼から石炭の存在を知り、軍艦島に手を付けたのが、岩崎弥太郎でした。
この岩崎弥太郎という人物は、のちの三菱財閥創始者となる訳です。


そんな「幕末トリビアをお互いに語り合う飲み会」が、突如昨夜の我が家で勃発。
や、最初は家族三人で「日曜日に飲み残した酒、少ないから飲んじゃおうぜ」って。
平日は禁酒するって約束だったけど、まあ、ハンパに残るのもよくないし、
「飲もう」
「飲もう」
そういうことになったのだった。


話は飛んで、グラバー繋がりで坂本龍馬の話になる。
この坂本龍馬なる人物、日本ではとっても人気が高いキャラクターなのだった。
自分も福山雅治さんが主演を演じた「龍馬伝」は、リアルタイムで見たっけな。
…さて、この坂本龍馬なる人物は、どういった実態を持ってたのだろうか。


J( 'ー`)し「坂本龍馬はね、実は…フリーメーソンのメンバーだったのよ!」


と、うちの母は一時期熱心に語ってたけど、最近言わなくなったな(笑)
まあでも、自分が興味を持ってるのは、坂本龍馬の金の流れ、かな。
彼、凄い沢山の手紙を書いて、それを実家や奥さんに頻繁に送ってるんだよね。
当時の通信費って、飛脚で運ぶ等のコストだから、そんなに安くないんだよね…
他にも、長崎の遊郭で豪遊したという話もあるし、海援隊亀山社中もそう。
どうも、凄い自由自在な金遣いだけど、いったいその金はどこから…?
彼は土佐の脱藩浪士で、社会的にはいわば浪人という身分なんだよね。
個人的には勝海舟と親交があったりと、人脈があったのは、まあわかるけど。
人脈=金脈とするには、いつの時代も「信用」か「利害の一致」が必要じゃない?
いったい、誰が坂本龍馬に潤沢な金銭を与え、幕末の時代を走らせたんだろう。


父の考えでは、やはり坂本龍馬の後ろ盾には、グラバーがついてたのでは?と。
父は昔から「坂本龍馬は、実はただの武器商人説」ってのを説いてるんだけど。
そのバックについてたのが、グラバーではないかと睨んでいるようだった。
グラバーほどの豪商が、坂本龍馬に資金面の援助をする理由はなんだろうか?
やはり、日本に眠る様々な権益に関しての、現地調査員というところだろうか。
もしかしたら、軍艦島の調査には坂本龍馬も一枚噛んでたかもよ…長崎近いし。
ただ、坂本龍馬という人間は、未だに資料が不鮮明で、ハッキリとはわからない。
謎多き幕末の英雄か、はたまたただの闇商人か、それとも二重スパイか、オカルトか。
うーん、俺もわからないんだよね、ミステリアスなとこも魅力の一つだと思うけど。


あとは福沢諭吉の話をして、西郷隆盛の人物像で父と母がバトルになって。
そうこうしてたら酒が切れたので…しょうがないから俺の寝酒用ボトルを開けて。
そうしてしばらく飲んでたんだけど、いやはや幕末〜明治って、面白いよねえ。
創作家として想像力を掻き立てられるし、妄想を挟む余地がありすぎて楽しい。
まあでも、大変な時代だったと思うけどね…やっぱり俺は現代が一番いいや。
今回の飲み会も楽しかったよ、これであとは夜に眠れればなあ(笑)