オクラの花が…咲いている…


庭に今年、父がオクラとピーマンを植えました。
…実質、作業したのは俺だったんですけどね(笑)
どっちも少しずつ、ぼちぼち収穫できてます。
今朝は珍しく、オクラが花を付けてるのを見ました。
オクラの花は珍しいそうで、すぐ消えるとのこと。
幸運にも写真に収めることができて、なんかラッキー!


あ、さて…WEB小説うんぬんの話、俺は詳しくないんだけど。
今は仕事を失ってるけど、色々と頑張ってみてるんだ。
ただ、そうした中でWEB小説も、趣味を兼ねた仕事かなあ。
作品を発信してゆく手段が多くて、今はとても豊かな時代。
手軽にWEBで小説を発表できるのは、とてもいいと思うなあ。
色々と賞への応募と一緒に毎日頑張って更新してます。
でも、なんていうか…あんましゴリゴリいけない感じというか。
PVやイイネ、★の数にどうしても興味が動かないんです。
多分、昔から自分のサイトでも作品は発表したし、あれです。
自分の中で作品を発信できたら、そこで100%満足なんです。
趣味の小説は、書いて出せたらそれだけで嬉しいんですよね。
勿論、感想や反応がもらえれば凄く嬉しい、はしゃいじゃいます。
PVや★の数が伸びると、変なニヤニヤが止まらなくなります。
それでも、あんまし周囲の評価が気にならないというか…
多分、自分が創作家として競争する時代は終わってるんだと思う。
今、余生なんです…ただ静かに、自分と作品との世界がある。
書きたいことを書いて、まず自分が楽しむことが第一。
周囲からの評価や反応は嬉しいけど、欲して求める気持ちがない。
枯れてるんですね、もう…だから駄目なのかなー、なんて(笑)


勿論、なんでも本気で書いてるし、仕事に繋がると嬉しいです。
応募用の原稿には気合を入れるし、コンテストにも積極的なつもり。
でも、どこかでもう「戦闘用の作品、競争する見せ方」に疲れてる。
カードゲームで言えば、対策用のメタデッキは俺はゴチソウサマ。
あくまで俺はの話で、メタデッキ云々は良し悪しじゃないですけどね。
ただ「ラノベはこうあるべき」というのを随分見せつけられてきた。
それを自分なりに表現してきたつもりだったけど、駄目だった。


俺の戦いはもう、終わったんです。
火花を散らす競争の時期は、もう去った。
生きてる以上、仕事と収入は必要です。
そして、俺に労働環境の選択肢は少ない。
それでも、気持ちが、闘志が湧かない。
静かに凪いだような、フラットな気持ちです。
ただ、書きたいものを書いてみてます。
今、ラノベ業界には「…でなければいけない」が満ちている。
そして「…してはならない」が溢れているんです。
だから、似てる作品が多くなる、差別化が難しくなる。
出版業界の不景気が、多様性と冒険を萎縮させている。
誰が悪い訳でもなく、経済的な業界全体の問題です。
今という時代、消費者が少ないお小遣いで買うラノベとは?
それは多分「買ってくれる人をなるべく多く」ではない。
むしろ「確実に買ってくれる人の作品を多く」じゃないだろうか。
わからない、俺にはラノベを語る資格はない。
敗軍の将が兵を語る、というもので滑稽だ。
俺だってまた商業創作したい、仕事として書きたい。
でも、そのプロの戦場から不要と言われれば、しかたない。
次の戦場を探したり、違う戦い方を探さなければいけない。
ただ、戦場以外に居場所がなくて、他では稼げないと思う。
だから「戦わない、競わない」とばかりも言ってられない。
それでも…やっぱり、黄昏れた余生のように生きている。
まだ人生も半ばだけど、もう十分だとも感じている。
それでもどうせ生きるなら、と…そう思っていつも書いている。