余生終了のお知らせ。

土日と立て続けに、親しい友人が飲みに誘ってくれた。
土曜日は、昔一緒にモンハンしてた青森の友達。
今は十和田に転勤になったし、頻繁に会えなくなった。
でも、引きこもりな俺にいつも優しく構ってくれる。
美味しいお酒だった、友人と飲むと質や量じゃない気がする。
ちょっと美味しい酒が、少しあるだけでいいみたい。
いろいろなことを話して語った、とてもいい夜だったンゴ!


日曜日は、千葉に住む十年来の友人が遊びに来てくれた。
函館に大変な用事があっての帰路で、途中下車してくれた。
そして、ゆっくりプラモを見たりしてからお酒を飲んだね。
…前言撤回、友達と酒を飲めば話が弾んでとても楽しい。
しかし、時にはガッツリ浴びるように飲むのも楽しいのである。
誰だよ、ちょっと美味しい酒が少しでいいなんて言った奴。
同じ世代、同じ作品を愛し、模型を趣味にし、頑張ってる。
辛いこともお互いあって、そういう近況も語り合う。
そうして、再会を約束してさっき新青森駅で別れてきた。


よく、俺は自分の現状を「余生」と称することがある。
卑屈や自嘲も勿論あるし、全力で戦って敗北した、終わったと思う。
勿論、自分の稚拙さ至らなさに悔いは残るけど、戦いは終わった。
敗北だったし、もう次の戦いを始める気概がなかなか難しい。
機会を自分で作ろうとはしているが、どこか諦観の念もある。
身体も病気でままならない日が多く、なにかとアレコレしんどい。
そういう訳で、今は余生なんだなと思ってマターリ生きてました。
結構不摂生だと思うし、自堕落に飲んで食っての日々でもある。
ただまあ、そういうのを少し改めてみようかなとも思ったよ。
友人達との時間が、ちょっとだけ心境の変化をもたらしたんだ。
青森に、都会に、ネット上に、あちこちに親しい友人がいる。
親の世話をして看取るくらいしか将来を考えてない俺に、だ。
そして、創作仲間と読者がいる…そう思ったら元気出た気がした。
少し生活を改めて、少しでいいから前向きになりたいと思った。
悟ったように隠者を気取ってるのもいいけど、少しガラじゃない。
そう思えたのはやっぱり、友人知人がありがたいからなんだよなあ。