世は春

春なんだなあ、としか言えぬ…春、この一言に尽きる昨今です。
出会いがあるかはいざ知れず、軽い別れと旅立ちを知り一抹の寂しさ。
それもまた春だろう、春はいつでも何かを差し引き加える季節なのだ。
俺の中からも何かが巣立ってゆき、同時に何かが生まれているのかもしれない。
そういう風流やセンチメンタルとは無縁な男だが、やはり気持ちは揺らぐものよ。
青森の春はまだ遠く、毎日が寒く雪吹雪く日々…されど春は確実に近づいている。


さて、四月一日に愚妹様が急遽帰省することとなった…お祝いなんだってさ。
友人を祝うために故郷に戻ってくる、同時に三月末は愚妹様の誕生日もある。
「のもう」
「のもう」
そういうことになったのだった。
や、我が家は基本、愚妹様がいてもいなくても酒盛りしますけどね、誕生日。
なにかと口実を付けては酒盛りがしたい、そんなパパンとママンなのでした。
そうかー、でも愚妹様が春先に帰ってくるか…少し妹孝行せなあかんやね。
来月は祖母の納骨の儀もあるし、忙しい四月になりそうで頑張らなくっちゃ。
そうそう、エイプリルフールのネタも仕込まないとな…何がいいかなあ。
世界樹?が発売決定!」ってのを去年やったら、現実になっちゃったし。
まさしく嘘から出た真、まあ特に気張る必要もなく通常運行でいいかな。


謎の彼女Xがアニメ化するのは嬉しいけど、プロの声優使って欲しいなあ。
ヒロインの卜部は絶対、脳内では林原めぐみさんで再生されてたんだが…
やっぱり歳を取ると、脳内キャスティングも一昔前というか大御所というか。
いやでも、ほんとにアニメにはプロの声優が一番だって、それが何よりだって。
ジブリじゃないんだから、なんでまた…いらぬ心配をかけさせないで欲しいなあ。
それでもやっぱりアニメ化は嬉しい、楽しみ…本誌の連載も面白いしね!