プエルトリコで会いましょう

さて、昨夜みんなで囲んだボードゲームをまたもご紹介します。
2001年に発売されていらい、その奥深さから人気のプエルトリコです。
プレイヤーはプエルトリコに派遣された地主となり、プランテーションします。
様々な作物を栽培し、施設を拡充して、勝利点を得てそれを競うゲームですね。
戦略性も高く、海外のゲームサイトでもずっと上位の人気を保っているとか。
昨晩は最近親しくしてくれるボードゲーム仲間と、こいつをプレイしました!


基本的に農地開拓や施設建設、収穫に出荷や売却をこなすターン制ゲームです。
作物を出荷することで勝利点を得られるし、施設は終了後の精算時に勝利点に。
他にも施設毎に決まったボーナスがあったり、作物にも値段や利点があったり。
複数の要素がうまく噛み合い絡み合って、非常に緻密なゲームバランスです。
自分の農業を伸ばすのもいいし、相手の農業を邪魔することも勿論OKです。
例えば、相手が作物を出荷できないようなタイミングで船を出したりとか。
他にも、相手にとらせないように予め施設を先にゲットして建てちゃうとか。
基本的には限られたピザの取り合いであると同時に、蹴落とし合いですね。


他のボードゲームでもそうなんですが、自分は常々感じることがあります。
顔を合わせて宅を囲むゲームは、ガチで競い合いになっても雰囲気が和やか。
自分は二十代の頃は、ものすごく対戦格闘ゲームにのめりこんだですが。
やっぱり直接対戦台を挟む関係でも、真面目にやればやるほど緊張感が高まる。
空気が悪くなる、までは言わないけど、どうしても息苦しい緊迫感が生まれる。
それが心地よい時期もあったけど、歳を取ると少し重く感じたんだよね。
でも、ボードゲームでのガチ勝負は、不思議と空気が穏やかに思えるのだ。
これは実際に遊んだ人にしかわからないけど、勿論ガチです、潰し合いです。
それでもやっぱり、楽しいというか、和やかな場を共有できるのが不思議だね。


俺はねー、病院を立ててからコーヒーとタバコを作りつつ、砦欲しかったの。
コーヒーはともかく、タバコは他のプレイヤーさん作ってなかったからね。
独占ですよ、みんながモロコシかち合ってる時、一人悠々とタバコ売却とかね。
で、砦ってのはゲーム終了時に雇ってる人夫の数に応じて勝利点が貰えるの。
病院は農地獲得の度に人夫を必ず一人貰える…このコンボ、いける!…筈だった。
やー、他のプレイヤーさんと人夫の取り合いになって、後手に回って負けた。
自分なりの戦術を立てるのも楽しいし、そのリザルトも凄く面白いよね。