心はライオン

そう、心はライオン…虚しさ抱く鎧を脱ぎ捨てよう以下略と歌うのです。
そんな訳で(どんな訳?)今日の俺はライオンハートことリチャード一世
ん?待てよ、リチャード一世って百年戦争の時代だっけか?まあいい!
こまけぇことはいいんだよ、今日はボードゲーム「ランカスター」の話。


プレイヤーはイングランドの領主となって、勝利点を競いあいます。
勝負は5ラウンドで、1ラウンド毎に派兵、議会、城内、戦争等がある。
これがなかなかに奥が深い、やることが沢山あって最初は戸惑ったけど。
要領がつかめると途端に面白くなる、特に議会のやりとりが面白い。
プレイヤーは議員を円卓に集めつつ、議決ポイントも貯める訳だ。
で、議会パートではそれを使って毎回三つの法案を審議することになる。
この法案が勝利点や従者、資金の増減に関係しつつ、全員は得しなかったり。
だから勝利点の多い人が得する法案は、みんなで反対して否決することも。
逆に四人で遊んで2:2に割れると、いくつ議決ポイントを入れるか思案所。
自分がイングランドの一領主になった気分で、政治に戦争に大忙しである。


今回もゲームを紹介し主導してくれた方が、とても親切に説明してくれた。
最初こそまごついたが、慣れてくるとなるほど朧げに勝ち方が見えてくる。
各地の貴族を円卓に招きつつ、戦争では後から駆けつけ美味しいところを…
流石に経験者だけあって、主催の方のやり口は「上手いっ!」と唸る一手。
特に俺が感心したのは、人の戦争に後から加わり二位の勝利点を得るとこ。
それも、最低限のコストでがっぽり勝利点を取ってたので勉強になった。
次に遊ぶ時はリベンジする、議員を揃えつつ騎士を囲って法案で旨みを!
…なんか欲張りだな、でも選択肢が多いゲームなので状況次第かなあ。
周囲のプレイ状況に合わせて、5ラウンドを丁寧に遊ぶと面白そうだな〜


ところでこのゲーム、多分ですが時代背景は百年戦争っぽいですよね。
戦争はフランスが相手らしいので、ぱっと思いつくのが百年戦争です。
この頃からイギリスとフランスって仲が悪いんですよね(笑)
何度も十字軍をしてるのに、この二国は足並みが揃わないらしい。
ボードを囲みつつ、そういった設定に想いを馳せても面白いですよね。