勝者と敗者に祝福を

激闘、イタリアvsイングランド
新時代の扉を開くアズーリに、手負いの獅子が襲い掛かる!


いやあ、正しく死闘でしたね…両国のイレブンの奮闘に拍手。
イングランドを応援する俺には残念な結果だが、これが勝負。
誰もがベストを尽くしたし、その結果は素直に受け止め讃えたい。
伝統であるカテナチオから、新たな戦術へシフトし生まれ変わったイタリア。
ランパート等の主軸選手を欠き、監督交代後一ヶ月のイングランド
ボールの支配率やシュート数では圧倒的、イタリアの攻勢…否、大攻勢!
イングランドはよく守ったし、正直バーに救われたシーンも何度か。
後半終わり際にネットが揺れた時は、もう駄目かと思ったくらいだ。
それはオフサイドで助かったんだけど、本当にイタリアは強かった。
時代に合わせて伝統を捨てる、これは大英断だったけど成功かもね。
や、ルーニーがダイビングヘッドやオーバーヘッドで魅せたんだが。
どうしても少ないチャンスをものにできなかったんだよね、今回。


最後は延長線もどうにか互角に戦い、同点のままPK戦へと突入…
で、PKでは守護神の貫禄でブッフォンがスーパーセーブを発揮。
都合三時間もの激闘はこうして、イタリアの勝利で幕を閉じた。
いい試合だったな…早起きしてよかった、残念だけどしかたがない。
個人的にはイングランドに勝ってもらって、ドイツにリベンジ見たかった。
前回ワールドカップの雪辱を晴らしたかった…想いはイタリアに託す。
次は万全の体勢でワールドカップに向けて、また頑張って欲しいな。