失楽園 〜LOST COUNTRY〜


母方の実家、山形のかみのやま温泉に行って来ました。
毎年恒例の帰省ですが、多分来年が最後になります。
個人的にはもう、今年で最後にしたいと思ったんですが。
俺が四半世紀以上、三十年間欠かさず通った山形の田舎…
じーちゃんがいて、ばーちゃんがいて、みんな集まってくる夏の楽園。
その輝かしい、まるでサマーウォーズのような夏はもう、失われました。
じーちゃんが亡くなって、十年後にばーちゃんも亡くなって。
それでもう、あの場所はなくなってしまうんですよね。
悲しいし悔しい、俺は後の世代にあの田舎を残してやれない。
俺自身は子孫を残す気はないですが、次の世代は育ってるのに。
従姉妹のねーちゃんの子になつかれましてね、それがまた可愛くて。
あのワンパクな子に、俺の幼少期のような夏休みを残してやれない。
不甲斐ないと思うし、馬鹿な叔父貴には理不尽な怒りさえ感じます。
叔父貴、あなたはママンを泣かせて、先祖代々の財産を消し飛ばした。
そればかりか、そんな自分の過失を「長男の面子」の為だけにごまかした。
父方の叔父貴もヤクザな人でなし(ながやん実家を取られるの巻参照)だけど…
なんなのもう、俺の叔父貴ってまともな人いないの?ちょと笑える。
詳しくはもっと心身の整理がついてから…まあ、身内の恥だしホント恥ずかしい。
ママンがそうするように俺も、心にしまうが吉だけど、耐えられるだろうか。
とにかく、第二のふるさとを俺は永遠に失いましたとさ。トホホ〜