宇宙オワタ

仮面ライダーフォーゼの最終回を視聴…いがったなあ、うんうん。
歌星くん生きててよかったじゃない、終わり良ければ全て良しだよ。
個人的には、渾身のライダーキックが沢山見れてとても良かった。
やっぱ仮面ライダーの必殺技はライダーキックじゃないとね!


フォーゼを語る上で欠かせないのが、ラノベ的ノウハウを生かした点だ。
ラノベに限らず、現代の十代向けエンタメに必要な要素を沢山持ってる。
仮面ライダーとしては初めて、高校を舞台にした学園ドラマだった。
その中でも異端児な主人公は、学園の全ての人間とダチになるという。
「学園モノ」であること、「特別な異端の個性」が主人公である点。
これはもう、現代のエンタメではお手本といってもいい構造だと思う。
で、そんな主人公の回りに突出した才能の個性が集まりチームを作る。
仮面ライダー部という発想も素晴らしかった、このチーム感は凄くイイ。
視聴者が「いいなあ、羨ましい」と思える環境に主役を置くんだよね。
あと大事なのはやっぱり、主人公が仲間全員から必要とされてるとこ。
突出した才能を持ち、周囲に求められる…これ、主人公に必要だよね。
遠藤浩輝先生も言ってるけど、中二病は上記の要素が大好きなんだよ。
凄いチカラを持った俺が、仲間達に必要とされチカラを生かしてゆく。
そういうのを仮面ライダーフォーゼは、とてもよく作品にしていたね。


一年通して視聴したけど、今までにない仮面ライダーでよかったなあ。
作り手はよく勉強してる印象を受けたし、丁寧な作りに感じた。
来週からの仮面ライダーウィザードも楽しみ、特撮好きでいがった〜
こうなるとウルトラマンメタルヒーローも復活して欲しいなあ。