またここであいましょう

若い頃は(って多用するなってよく注意されるけど)よかったな、って。
まだ自分がネトゲに夢中だった時代、回りには沢山の仲間がいたんだよ。
PSOにはじまり、モンハンで拡大した人の和…多くの気高きハンター達。
俺は周囲の友人に恵まれ、多少はゴタゴタもあったけど幸せだった。
MH、MHGときてDOS…輝かしいハンターとしての時代はもう、黄昏の思い出。
その欠片を拾って今、未練がましく物語を紡いでいる自分がいたりする。
沢山の仲間達は、今はもう連絡も取れない人もいるし、疎遠な人もいる。
相変わらず親しい人もいるし、つながりがなくても絆を感じる人もいる。
そんな俺の大事な、大好きな仲間達に伝えたいことがあって、筆を取った。
だから物語のタイトルは、大好きなGLAYの楽曲から拝借したんだよね。
またここであいましょう、って…いつかまた、一緒に狩ろうよってね。
わかってる、お互いいい歳になって、ゲームばっかやってもいられない。
子供ができた友人もいるし、私生活で頑張ってる人もいる、結婚した奴もね。
でも、無理でも、夢でも、想うんだ…またここであいましょう、ってね。
いつかまた、俺は仲間達と狩りがしたいなって…ちょっと難しいけども。
でも、またここであいましょう…「ここ」はいつでも、手が届くと思う。


俺が趣味で始めたゲームのリプレイ小説は、今も大事なライフワークかも?
ちょっと大げさだけど、小説を仕事にした今も楽しい趣味として健在だ。
相変わらず俺はゲーム三昧で、その合間にリプレイ的な小話を書いている。
モンハンも色々と妄想が膨らむいいゲームで、今はいない人を感じられる。
けど、それも一度終わらせる時期が近付いているなって思うんだよ。
昔は大勢の仲間が側にいた、その人達は行くべき場所へ進んでいった。
遠くなってしまった人がいる反面、新しい仲間達が今はいてくれる。
だから、今度は新しい仲間達の物語を書いてみようかなって思うんだ。
温故知新、古きを訪ね新しきを知る…そういう話をね、書いてみたい。
昔はよかった、仲間がいたなー、懐かしいなー、もいいんだけども。
今、俺と一緒に遊んでくれる人達から新しい物語をはじめたいと思うんだ。
そういう訳で、P3rdの小説はもうちょっとで終わらせようと決めたんだ。
本当はアマツやアルバを討伐する話も考えてたし、ほぼ構想はできてる。
でも、P3rd自体に触る機会がなくなって、ユクモ村が少し遠いのもあるし…
やっぱり、古い仲間を懐かしんでるとセンチメンタルになっちゃうのだ。
だから、次の3Gではもっと身近な、今を一緒に生きるハンターを書きたい。
で、古い仲間に伝わるといいな…ながやん、まだバカやってますよって。