めっきり寒くなりましたね

今日は原稿料がちょっと前に入ったお祝いで、両親にうなぎをご馳走する。
ワイール、うなぎ大好きぃ!こんな贅沢、一年に一回きりなんだからねっ!
ごめんよパパン、すまないねママン…もうちょっと頑張って楽させるね。
とりあえずあれだなー、もっと本格的に自立できる生活の確立からだな。
近所にある「朱禧」ってお店は、うなぎも一品料理も抜群に美味しい。
コハダやフクラゲの刺身を食べ、鯖の味噌煮を経てメインのうな重っ!
因みに小生、うなぎのタレが凄く好き、これだけでごはん食べられる。
ビールも贅沢にエビスを飲む、これで今日の腹筋背筋ウォーキングちゃら。
運動した分、飲んで喰った、帰宅後もいいちこを飲んだ…幸せだなあ。


因みにうなぎ、実は冬の方が美味しい魚なんだってね…不思議だよね。
土用の丑の日の食べ物として平賀源内が普及させたことは有名だけども。
だから俳句なんかでも、歳時記ではうなぎは夏の季語ってことになってる。
でも、本当に美味しのは冬らしい…朱禧の女将さんが言ってた、意外。
そもそもうなぎ、とても不思議な生き物だよね…稚魚の発見がニュースて。
店によっては生きてるうなぎをいけすに入れて見せてる、その場でさばく。
けど、食べてる俺等は普段は概ね、料理される前のうなぎを見たことがない。
今月号のアワーズにのった「それでも町は廻っている」のネタもうなぎだ。
歩鳥達の町で兎の脱走事件、しかしそれは実は食用うなぎの脱走だった!
美味しくうなぎ弁当を食べる歩鳥の近くで、UMA丸出しなうなぎが歩いてる…
そういう話、ちょっとおもしろかったな…うなぎ、本当に美味しいよね。


北の街っていうタウン誌というか、同人誌が青森市に昔からあってね。
日本で二番目に古い、由緒正しいタウン誌だが、実質だめぽになってる。
その再建に関して具体的なプランを持ち込み玉砕したって話、覚えてる?
俺は友達の絵描きと、北の街再生に関するプレゼンをしたことがある。
あの時の無気力で無関心な、やる気がない編集部を今でも覚えてるヨ。
北の街は、かつて芥川賞候補にもなった方が編集長をしてた老舗タウン誌。
だけど、その人が引退してから広告が取れず衰退、縮小を繰り返してる。
そこの一人息子が今ブラブラしてて、うちのママンが心配してるのさ。
うちのママンは盲人故、いろんな人に世話になって恩義を感じている。
だから、どこの家の子も自分の子のように心配してるんだよね。
勿論俺が一番心配をかけた人間なんだけど…テヘェ!ペロォォォォ!
でもね、俺はもう北の街は駄目だと思う…滅ぶ、消え去ると思うよ。
志も向上心も、守る物もない人間には雑誌の維持運営は無理なのだ。
寂しいがこれも時流、みんな頑張ったと思い、残念に思うしかないのだわ。