未来は意外と近くにある

長物家ではなぜか、俺が小さい頃から夜遊び一家だった。
幼い頃の俺や愚妹様は、真夜中に両親に突然起こされるのだ。
そして唐突に「ラーメン喰わないか?」と聞かれるのだ。
眠いと言えばそのまま放置されるのだが、喰うと言えば…
真冬だろうが真夏だろうが、家族で真夜中にお出かけである。
どういう訳か、両親は夜遊びが好きで好きで、大好きだった。
小さい頃から真夜中のラーメン屋やミスドに出入りしてたのだ。


最近も結構な頻度で夜遊びする、真夜中に飲み屋に行ったりね。
ラーメン屋は近くに夜中やってる名店がないのがちょっと残念。
でも、酔っ払うと家族三人で「ラーメン喰いTEEEEEEE!」と大騒ぎ。
そんな最近、とあるメーカーが敢然自動操縦の車を作ったとか。
これ、いいよねえ…俺が酒飲んだあとでも出かけられるじゃん。
その話を飲みながら家族でしてたら、ママンが酔っ払って、


「あんたのフィットも自動操縦になるといいのにねえ」


…ま、まあね…ナイト2000みたいになったら素敵ですよね。
欲を言えばトランスフォーマーみたいに変形して欲しいとこだ。
でも、車が自動で安全に動くようになったら、社会変わるね…
SFの世界はいまや、手を伸ばせば届く場所にある気がする。
そのあおりを受けてか、最近はSF界も大変みたいだけども。
因みに愛車のフィットが自動操縦になったら、声を選びたい。
そうね、是非とも玄田哲章さんの声で…私にいい考えがある!
や、夏場とか暑苦しそうだな…でも、ちょっと楽しみですな。