ならぬことはならぬものです

新しいNHK大河、八重の桜が好スタートを切った。
視聴率も悪くない数字だったし、期待感を俺も感じる。
なによりあれだ…ながやんは女傑キャラがとっても大好き!
もうね、戦う女性大好き大好物、ハァハァが止まらないでござる。
のっけから城攻め真っ最中の会津アメリカ独立戦争で興奮。
日本のジャンヌ・ダルクと呼ばれた八重たんに萌え萌えです。
本当の八重さんは、がっしり体型のどっしりした方だったんですね。
いいねえ、最高だねえ…とにかくもう、女傑キャラが好きすぐる。


会津若松城は日本でも数少ない、近代戦争の籠城戦を経験している。
官軍が押し寄せるさなか、立てこもる会津藩士達の中に八重はいた。
この戦い、女子供も総動員の激戦、まさしく死闘だったそうな。
今の価値観では、非戦闘員の一般市民を巻き込むのは愚挙である。
だが、この時代のこの瞬間、日本はその価値観がひっくり返っていた。
今まで幕府こそが国の頂点で、それを守るべく藩があったのだが。
忠節を持って幕府を守っていたのに、突然賊軍にされてしまったのだ。
あらゆる戦争行為は回避されるべきだが、戦わねばならぬ時もある。
まさに「ならぬことはならぬものです」状態だった訳だ、会津は。
多勢に無勢、本来籠城というのは援軍を見越して取る戦術である。
最後は降伏の白旗をあげるのだが、なんとその白旗が調達できない。
籠城していた会津勢は怪我人の山、流血につぐ流血だったのだから。
白い布などあるわけがない、全てが血の色に染まっていたという。
生き残った者達は小さな白い端切れを集めて、白旗を縫ったそうだ。


昔は年末に時代劇とかやってて、白虎隊とかは脚光を浴びたけどね。
歴史の敗者である会津そのものにスポットが当たることはなかった。
その後会津の人達は、過酷な未開の地である青森の下北に飛ばされる。
当時まだ人のおよばぬ荒野だった下北半島への、過酷な懲罰的国替え…
だが、会津の人達は立派に人を育て、土地を耕し、生き延びた。
歴史とは勝者が作るもので、その影には常に敗者がいるのだ。
今、幕末の動乱期に確固たる信念を貫いた、会津から俺等は学ぶべき。
ならぬことはならぬものです…意地を通し道理を貫け、と思う。
まあ、そんなことはどうでもよく、NHK大河大好きなので嬉しい。
今日も再放送で八重たん(幼)にハァハァしちった…かわええのう〜