戦況報告

青森戦線異常ナシ、冬将軍の攻勢厳しくも、春の訪れ近し。
依然として豪雪やまず、雪かきしようにも雪をどける場所すらナシ。
師団長（父）は床に臥せ兵站（母）も力尽き、現在孤立中。
明日より寒波緩むも天候回復せず、確保陣地は細菌汚染の恐れアリ。
増援無用、現有戦力にて戦線の維持、回復につとめる所存。

まあ、俺が元気なうちは大丈夫かなあというのが本音というか。
ジタバタしても始まらないし、騒いで雪がやむなら騒ぎますがな。
全国ニュースで酸ヶ湯の積雪550センチ（日本新記録）が報道された今日。
長物家は両親が揃って謎の腹痛＆発熱でダウンしますた。
俺は朝から大忙しで、ちょっと仕事が滞ったかなって感じ。
お医者さんからは「ノロかもね、様子見ないとね」と言われました。
残念だけど、暫く俺は隔離されるけん、みんなも気をつけてな！
ただ、酷い下痢と吐き気に悩まされていた父も今は回復傾向です。
あんなにトイレマラソンしてたのに、夕食におかゆ食べて今寝てます。
「アルコール消毒の必要がある！」とか馬鹿抜かしたので叱りました（笑）
父の言うアルコール消毒は、体内を殺菌すると称して飲酒する行為です…
そんな父の看病で母もオタオタしてましたが、母も腹痛＆発熱でしてね。
母から家事を取り上げて布団に寝てもらうのにも、ちょっと難儀しました。
でも、俺がいてよかったなあ…因みに二人のダウンの原因もほぼ確定。
以前、長物家が買ったタラの干物（一匹丸ごと）を覚えてますか？
あれ、まだ少し残っててね…父と母が昨日の昼、つまみに食べてた。
それがクリティカルヒットしたんじゃないかなと思ってるんです。
だって、日曜日は親子三人同じもの食べてて、俺だけ元気なんだもん。
で、俺だけ食ってないのは…やっぱ、あのタラの干物？かな？と。

父を病院に送りつつ、待合室で読書でもと、友人から借りた本を持参。
歴史っていうのはね、たった一つの真実を得ることは難しいと思うのだ。
歴史上の人物というのは、誰もが「よかれ」と思って動いてる気がする。
その人の行動や思想は、その当時の価値観や情勢、経済や文化を伴う。
だから、結果だけ見てのよしあしは言えないし、難しいと思うな。
歴史を紐解く時、判事や裁判官の如く裁く気持ちになってはいけない。
これは最近読んだ本の序文で、とてもいい言葉だと思う。
多種多様な解釈がある中で、自分で真実を選んで築くことも必要かもね。
などと偉そうなことを言いつつ、さて読むかと気合を入れたら…
肝心のお借りした本を忘れて病院にきてしまったでござるの巻。
俺もちょっと疲れてたのかな、最近色々あったしな（笑）

実は我が家の屋根の雪下ろしをしないといけないんですけどね。
この騒ぎで好機を逃してしまったようにも思えます…午後少し晴れたのに。
両親の寝室の押入れ、戸が開かなくなるくらい渋くなっちゃってまして。
これ、屋根の上の雪の重みで、家が圧迫されてるんですよね。
業者に頼むと五万円くらいなので、毎年俺がやってるのだ。
これは言わば、雪国に住むものの運命（さだめ）じゃよ…ディステニー！
まあ、両親の具合を見つつ、こっちも片付けたいですね。
ちょっとPC前にいられない時間が多くて、あれこれ滞ってます。
落ち着いたらまた、改めてリカバリしたいなと思いマッス！