ながやん今日も元気です

さあ、息抜きに撮り溜めしたテレビドラマを見るぞ!
八重の桜、ダブルス、そして空飛ぶ広報室
ヒャッホルンルン♪と半裸で階段からジャンプする俺。
しゅたっ、とリビングに降り立つと…そこに何故か妙齢の女性が。
…従姉妹のねーちゃん、来てるなら来てるって言ってよ。
ノリノリでGLAYを歌いながらジャンプした半裸の俺、硬直。
ああああああ、恥ずかしいっ、穴があったら入りたい。
死にたい…けど、ねーちゃん久しぶりだな、元気そうでなにより。
ねーちゃんは身体が今大変な時期で、しばらく会ってなかったけど。
よかった、今度一緒に飯食いに行こうね、調子よかったらね。


昨夜遅く、サッカー業界に衝撃の引退ニュースが舞い込んだ。
デビット・ベッカム選手、今季を持って現役を引退…お疲れ様でした!
サッカーは知らないけどベッカムの名前だけは、って人はいると思う。
ワールドカップ三大会出場を含め、輝かしいキャリアを築いた選手だ。
私生活でも、ビクトリア婦人との綺羅びやかな暮らしが有名だね。
ファーギーベイブスの一人として90年台後半から2000年台に活躍。
多くのクラブチームで、多くの実績を積み上げてきた名プレイヤーだ。
イングランド代表の頼れるキャプテンとしても、懸命に汗を流した。
ベッカムと言えば、正確無比なクロスボール、神の右足に尽きる。
…と思う人は多いし、俺も思う、ベッカムの右足は神に祝福されてる。
無神教でスピリチュアル大嫌いな俺でも、神の愛を感じるくらいだ。
ベッカムは「止まってるボールを蹴らせたら世界一」なのだ。
マンUは勿論、セリエAでもACミランでタフなサッカーを魅せてくれた。


でも、俺がベッカムを好きなのは、勿論一流への敬意もある。
けど、なにより心惹かれたのは、彼が本物の英国紳士だったからだ。
勿論ベッカムは聖人君子じゃない、完璧な人間なんかではない。
それでも彼は、繊細な気遣いをもってサッカーに接した紳士なだ。
ベッカムには刺青がある、奥さんと子供の名前が彫ってある。
だが、日本は刺青にいい印象を持たない文化が根強い国である。
だからベッカムは、日本の試合では長袖ユニフォームを着たんだ。
暑い中でピッチを走り回る彼は、決して肌を晒さなかったと記憶してる。
あと、選手個人としての能力もそうだけど、チームの一員として素敵だ。
時には率先して守備に参加し、誰よりも走り回った時もある。
キャプテンの時には、イングランド代表のためにいい雰囲気を作った。
俺が知らないポカもやってるだろうし、知る人はもっと知ってる筈…
だけどやっぱり、ベッカムは俺が尊敬する選手の一人なんだよなあ。
本当にお疲れ様、今までありがとう…これからも豊かな人生が続けと願う。