春眠暁を覚えず

眠い、とにかく眠い。
すぐ寝る、横になると時間ワープ楽勝です。
昼寝もしちゃう、いくない…時間もったいない。
まあでも、上手く時間やりくりして昼寝もいいよね。
青森は桜の季節が終わって、梅雨入り前の冷え込み。
まだまだ寒い、時々ストープ現役です。
やあね北国って…だが、それがいい(遠い目)


この間受賞パーティで、同期の先生相手に酔っ払って偉そうに喋ってしまた。
ながやん、最近は飲んで語ってスーパー賢者タイム、そんな繰り返しデス。
あたかも自分が、ロボット物の第一人者であるかのような発言…恥ずかしい!
確かにながやん、色んなロボット物に触れてて、詳しいしこだわりも人一倍。
でも、だからって、ねえ…まあでも、ちょっと自分なりに考えを整理した。


ロボット物における「主役ロボ」って、今のコンテンツでいうヒロインです。
若年層向け娯楽コンテンツって今、共感できる主人公と魅力的ヒロイン必須。
共感できる主人公というのは、昔からあんまし変わってない感じがするけど。
昔は、読者や視聴者の憧れに「ロボに乗ってヒーローに!」ってのがあった。
今はね、それが「かわいい女の子に好かれたい!」なんだと思うんですよ。
じゃあ、どうしてパイロット志望から恋人欲しい!になったのかな、って。
昔から子供に「将来なにになりたいか」ってアンケート、あるじゃない?
あれ、昔はパイロットや運転手が多かった、そういう時代だんったのよね。
その時にマジンガーZゲッターロボが、その最たるものとして流行った。
そこからさらに、ガンダムが産まれてロボット物は花型コンテンツに。
そして今…ロボット物は細々とした思い出産業に収縮してしまった。
それはいい、流行り廃りは世の常で、当然のことだと俺は思うんだよね。


ロボット物における「主人公の優位性、特殊性の象徴」がロボだった。
でも、その地位が今、そっくりそのままヒロインに置き換わったのだ。
しかし、ロボにしか表現できなくて、ヒロインではやりにくいこともある…
そう思ったけど、それは限りなく少なく、逆にヒロインは可能性がデカい。
例えば、実はガンダム(1st)ってヒロインらしいヒロインがいないよね?
ガンダムのヒロインはRX-78ガンダムというモビルスーツが担っている。
ガンダムこそがアムロの天才的能力を表現する、彼の最大の理解者だ。
そして、ガンダムに乗るアムロを登場人物達は欲し、視聴者も憧れる。
アムロ自身それがわかってて、嫌がるけどガンダムは手放せない、と。
でも、近代のロボット物には、主役ロボと別個にヒロインが存在する。
エヴァンゲリオン綾波機動戦艦ナデシコのユリカなんかがそうね。
これらに「主人公に密接した魅力的要素」を、ロボが譲ってしまってる。
近代のロボット物は、そこを認めるとこからスタートする必要あると思うな。


じゃあ、ロボット物が全部廃れてしまうのかというと…そうはさせない。
俺がさせない、ロボット物で育った俺がいつか、中興の祖となる!
…くらいの気概を胸に秘めて、まあ、今は目の前の仕事を頑張るけど。
こういう時勢にはこういう時勢なりに、いいコンテンツを生むチャンスだ。
主人公を輝かせる要素をヒロインに譲りまくって、ロボになにが残るか?
今や「ロボの操縦が上手い」だけでは、主人公は光り輝けないのだ。
それより「ヒロインにモテる、ヒロインとラブラブ」の方が眩しいのだ。
じゃあ、そんな主人公にとってロボとはどうした存在であるべきだろうか。
よく、ロボット物を考える人は設定やサイズ、科学考証や軍事面に目が行く。
しかし大事なのは多分、主人公とロボットの関係性なんじゃないかとオモタ。
俺はね、いつかロボット物ラノベを書くよ…十年後か二十年後かにね!
絶対に俺が、日本が誇るロボット物を再興し、面白みを後の世に伝える。
それはまあ、夢の一つだよね…偉大な先人達の魂を、次の世代に残したい。