ノーゲーム・ノーライフ

毎週金曜日、TSUTAYAにいって新刊のマンガやラノベをチェックする。
TSUTAYAには最近、取り置きサービスがあってね。
雑誌やなんかは買い逃がさないよう、取り置きしてもらってる。
だが、TSUTAYAさんには悪いのだが…毎回俺はイラッとしている!
カードを出して「取り置き分お願いします」って毎回言うのね。
すると、ほぼ必ず「書籍名はなんでしょうか」って聞かれる。
おいい?カードとPOSレジで個人情報管理しているでしょう?
なんで俺の名前でキープされてるのを探してもってこないの?
それを聞いたら確かにTSUTAYAさんは楽だよ、楽でしょうよ。
でもね、わざわざ聞かれる面倒があるなら、取り置きの意味ないし。
勿論、売り切れによる買い逃しを回避できるのはデカいよ?
だけど、取り置きってのは「名前を言えば出てくる」、これじゃない?
最新のシステムで俺のキャッシュカード読んでおいて、それかい?
ずっとね、イライラしてた…ながやん、効率化と合理化が大好き。
物事をシンプルに純化されるのが好き、不確定要素を減らすのが好き。
手順を省略可したり単純化することが好きなのだ。
だから取り置きをお願いしたのに、いらん手間が増えてる。
これにイラッ☆としてたんだけど、今日はなんか違った。


「本日はニュータイプだけでよろしかったでしょうか」


おっと、何を買うか聞かれる前に俺が何を取りに来たか把握された。
イイネ!これだよこれ、こーゆーの…あと地味に、顔覚えられたの嬉しい。
つまらないことかもしれないけど、接客でこれはすっごく嬉しいよ。
だって、もう十年以上このTSUTAYAに通ってるんだもの…嬉しいお!
で、そのスタッフさんは俺のカードをレジに通して、すぐ本を持ってきた。
そうだよ、俺の顧客情報データ見れば、何を渡すかわかる筈なんだ。
ただ「沢山の取り置きスペースから探すのだるい」からって、聞かれたらヤダ。
ながやんは狭量だ、酷く小さい男だ、許して欲しい自分でもめんどいバカと思う。
でも、だからこそ、嬉しかった…そして、サプライズな嬉しさが続く。
ながやん、TSUTAYAではレジ袋もらわないことにしてる、だって無駄じゃん?
車に乗せて、そのままガレージから家、俺の部屋へと運ばれる本だぜ?
小脇に抱えちゃえば、袋いらないじゃん…地球ぺろぺろしたいじゃん。
下校中の小学生にまどマギの裏表紙見られるくらい平気!寧ろご褒美!
そういう訳で、今日も「そのままでいいです」って袋を断ったんだ。


「こちらの方、付録がありますのでお気をつけ下さい」


そう言ってスタッフさんは、わざわざ輪ゴムをかけてくれたんだ。
この気配り、これがサービスだよ、これぞ接客!素晴らしい!
Nさんってスタッフさんだったが、この配慮と笑顔に感動した。
ありがたい、とてもいい気分で買い物ができて嬉しかった。


閑話休題


ボドゲ初め、いつものメンツで今年最初のボドゲ会にお呼ばれする。
まずは「BONANZA」、手札の豆を植えてカネ(勝利点)にするゲームマメ。
味噌は、配られた順にしか手札は使えず、必ず植えなければいけないとこマメ。
そしてなにより「ゲーム中は語尾に"マメ"をつけるルール」があることマメ。
マーメマメマメ!(笑い声)、こういうゲームはながやん大好きマメよ。
面白かった、三人で短時間遊びたくて、三個目の畑をデフォにして遊んだが。
これは畑が二つの方がシビアでニヤニヤピリピリできそうな予感、楽しそう。



続いて「ディセント」、古きよきファンタジーRPGの世界観、写真のこれ。
前回のセーブデータ(物理)を引き継ぎ、俺は高潔な女騎士へ変っ、身っ!
ちょwwwwこのシナリオwwww開幕スタート地点にドラゴンwwっうぇうぇ
だが怯むなかれ、騎士は退かぬ!媚びぬ!顧みぬ!いざ、突撃でござるぅ!
幸いにもダイス運に恵まれ、あっさりとドラゴンを撃破、進軍する俺等。
二人パーティだが相方さんのアーチャーがいい仕事をしてくれ、援護が冴える。
俺はスペシャルアクション(必殺技)の二回行動で、一気に前線を奥へ誘導。
守るべき王様がいて、増援の民兵を呼んでくれる…しかししかし、だがしかし!
敵の黒騎士アルリック卿が迫る…黒騎士っていいよね、ブラックナイトだよね!
モンスターから王様を守るべく、民兵(使い捨て弱ユニット)で壁を作り…
いざ、黒騎士と一騎打ち…何かゲームマスターさんが判定ダイスを振ってた。
何を判定していたか、判定に成功するとどうなるかも不明なまま失敗が続く。
ながやんの操るエルフの女騎士シンドリエルたん、頑張って殴る!殴る!殴る!
そうこうしているうちに規定の時間を守り通し、シナリオはクリアになった。
また続きをよければ遊ばせて欲しいな、このゲーム面白い…協力ゲーム大好き。


最後は「荒野の1ドルペンギン」をプレイ、上級ルールなのでセリがある。
ながやんはセリ要素のあるゲームが苦手だ…っていうか、なんかヤだな。
自分の勝ち点を増やしたり育てたりは、凄い好きで頑張れるんだけどもな。
今回はでも、ライオン一点狙いで家主様が驚異的なスコアを叩き出した。
カンガルーの自乗点も脅威だが、ライオンを引く運の太さも強いなあ。
ただ、ライオンは他の役と競合できないので、ハイリスクハイリターン。
それでもペンギン駒(消費してアクションする)に余裕があれば話は別かな。
一つの役で固めるもよし、複数の役を混在させるもよし、判断力が求められる。
ダイスゲーなのでラスベガスとも似てるが、運が全てだけではない印象だな。
運も大事だけど、運を最大限に活かす判断力と決断力のゲームだとおもた!