廃人ハンター日記DOS

・豪山龍ノ月14日 崩竜曜日
発掘防具を探しているが、これがなかなかマゾい。
お宝エリアを発掘、気に入らなければリセットを繰り返す。
狙ってた防具の値が出ても、全然気が抜けないのである。
研磨する際にグラフィックを確認するのだ。
防具は新規グラフィックと旧グラフィックが混在する。
納得いくステータスでも、旧グラフィックだとリセット。
次に、防具の中にはほんのり光を放っているのがある。
新規グラフィックでも、輝いてなければリセット。
ウェーハハ!ほんと栄光武具発掘は地獄だぜぇーっ!
…最近、狩りに出てないな、ピッケルしか持ってにぃ。


・炎妃龍ノ月27日 黒鎧竜曜日
オンラインにて野良でさすらい、仲間を集いて狩りに出る。
部屋を建てる、しばらくして乱入者がちりぽり集まる。
さあクエストに出発というところで、Aさんがこんなことを。
「あの、Bさん。スキル一個もついてませんよ」
みれば確かに、Bさんは防具こそレア7を揃えてるがバラバラ。
スキルが一個もついていない、装飾品もはまっていない。
多分、防御力重視で装備したらこうなったんだろう。
俺は「別にいいのではないでしょうか」と言ってみた。
モンハンでは俺は、人の装備に口を出さない主義だ。
「俺は超絶一門が好きなんだよ!」って人は、それでいい。
「超絶カイザーが格好いいんだよ!」って人、いいじゃない。
狩りの成果が気になるなら、俺がアクションを起こすべきだ。
人に求めるのではなく、己に課す…そういう流儀です、俺は。
そんなことをしかし秘めれば花、口には出さずさあ出発…!?


「Aさんが退出しました」


…まあ、しょうがない。
スキルのない仲間との狩りは不安が大きいもんな。
そこで別の部屋を選ぶ、この部屋を出るのも自由だ。
さあ!気を撮り直してBさんと出発…!?


「Bさんが退出しました」


…俺にどうしろちゅーねん(笑)
いいけどさ、勝手知ったる仲間と狩るけどさ。
でも、野良で最近うまく狩れないのは何故なんだぜ?


・嵐龍ノ月10日 火竜曜日
お守りのマカ錬金、だんだん仕組みがわかってきたぜぃ…
一回依頼>クエ達成>一回依頼追加>受け取り、だ!
これで「二個目のスキルの種類を固定できる」と知った。
さあ、一流炭鉱夫の新たなステージの幕開けだ!
今狙ってるのは、ガード性能6砲術14のS1以上。
これを取るには、歪おまで砲術が出るパターンを引かねば。
そのため、延々と依頼と受け取り、パターン調べの繰り返し。
作業ゲー楽しい、けどリセットするから何もたまらない!
…タマラナイ気持ちになた。


・鋼龍ノ月30日 電怪竜曜日
友人たちとティガ亜種のギルドクエストを育てる。
もうすぐティガ亜種(弓)もLv91、いい感じだ。
四人だったので俺は笛を使う、お気に入りのガララ笛だ。
匠5笛10のお守りを取った時、スキルを組んだんだよね。
もうすぐ笛の使用回数も100回達成…少し稼いでおこうか。
まあ、みんな強いから俺が攻撃力UPと耳栓を吹くだけでへこた。
殴ってスタミナを奪い、麻痺も狙ってあわよくばスタンも…
まあ、火力が火力なだけに、その前にへこっちゃった。
逃げるティガ亜種、追いかけるハンターズハイな俺ら。
ヒャーハハ!逃げろ逃げろぉ!貴様の命もあと数秒の――


「回線が切断されました」
「Aさんが離脱しました」
「Bさんが離脱しました」
「Cさんが離脱しました」


…なんですと?お前は何を言ってるんだ?(AA略
突然世界線が分岐、一人ぼっちのパラレルワールドに残される。
そして、ティガ亜種さんと突如タイマン勝負となった。
…笛で。
自慢じゃないが俺は笛が下手だ。
だが、ここで怯む俺(HR500)ではない!
手負いで必死のティガ亜種さんを前に、罠を貼る。
捕獲の見極めもついてたし、もう脚を引きずっていた。
捕獲してさっくりクリア、俺カコイイ!
…捕獲麻酔玉がねぇよ…どうして持ってないだぁー!
そこには五冊の調合書と竜の牙&爪、不死虫に生命の粉が。
そこからが死闘だった。
ティガ亜種高レベルTUEEEEE!
回復の尽きた俺は、一人なのに粉塵を調合飲みして戦う!
でも、瀕死のティガさん、殴っても殴っても死なない!
助けて誰か、そう叫ぶも俺は実質オフライン。
なんとか勝ったが、しばらく笛はよそうと思う(笑)