青森、雨に燃ゆ

今日は栃木の宇都宮から叔父夫妻が、ねぶた観光に来青してくれました。
こちらの叔父貴は母の弟にあたり、数少ない「まともな叔父貴」です。
DQNばかりのながやんの叔父貴の中で、すごく尊敬できる人なんです。
しかし、あいにく今日のねぶたは雨…でも、楽しんでもらえてよかった。


雨の日、ねぶたはビニールの膜をかぶって、その中にぼやけて見える。
ねぶたは紙でできているので、雨や水が大敵なのだ…
俺はでも、雨の中で運行されるねぶたを見るのは久々だったね。
豪雨の中でも跳ねる跳人(はねと、参加する踊り手のこと)の熱気。
風雨をものともしない、囃子の笛と太鼓、その圧倒的存在感。
素晴らしかった、見てよかった…叔父夫妻も大興奮してた。


今年のねぶたの中では、俺はサンロードの「前田慶次」がいいと思ってた。
ついに俺の大好きな前田慶次も、ねぶたになるほどの知名度を得たか。
千葉作龍先生のデザインも勿論、それを立体化させた人たちの技術もすばらしい。
ああ、これだよ…この豪快にして奔放、されど洒落者を感じさせるライン!
これが俺の好きな戦国最強武将(の一人)、前田慶次郎利益だよね。
今日はビニールをかぶっていたが、それがまた新鮮だった。
雨露がはじけてしたたる、滝のような雨の中を慶さんが躍動する。
「風流せい」と、まるで語りかけてくるような迫力があった、素晴らしい。
俺ならサンロードの前田慶次をねぶた大賞に推したいな。