初の積雪、厳寒の師走

先日、友人たちと楽しい忘年会を催した。
振る舞われたビールは大瓶の瓶ビールだ。
ながやん、リサイクルできる瓶が好であった。
十本ばかし空き瓶、これを酒屋にもっていかねばならん。
外は雪、この冬初の積雪であった。
俺はビニール袋に瓶を集めておいたので、それを持つ。
ふと見ると、父が風呂あがりであった。
俺はなんとはなしに聞いてみた。
「どうする?」
どうする、とはつまり、トノサキ(近所の酒屋)に行くという意味である。
一階にビール瓶の山を置いておくと、母の機嫌が悪いのだ。
父はしばし黙ったあと、一言。
「間に合うかい?」
俺は勿論、即答で。
「まだ八時だよ」
ビール瓶を返すついでに、酒を買ってこようというのだ。
「飲もう」
「飲もう」
そういうことになったのだった。


いやあ、雪見酒です!
友人からもらった大根のビール漬けをつまみに、一杯!
いやあ、最高ですね…寒い中ストーブのある部屋での酒!
明日からも仕事がんばるぞー!
…明日こそがんばるぞー!