青森の魯山人

父の友人Mさん、あだ名は「魯山人」である。
そう、あの魯山人のように超がつく美食家なのだ。
美食家も極まると、Mさんのようになるんだなあ…って感じの人である。
まず、外食はほとんどしない…たまに馴染みの店にいくだけだ。
自分で作って食べちゃうんだな、本当になんでも自分でやる。
そうしないと納得出来ないし、満足ゆく食事ができないらしい。
で、時々美味しい魚とかを、我が家におすそ分けしてくれるのだが。
今回はそれに、これまた魯山人謹製の山葡萄ワイn…
ゴホン!アー、アー、ん、んんっ!…えっと、山葡萄ジュース?
そう、山葡萄ジュースを作って持ってきてくれたのだ。
これが、流石青森の魯山人だけあって、でら旨ぇ!
なんていうか、もはや素人の作る代物じゃないと思う。
昨夜はお祝いごとがあったため、家族三人で飲んだ。


父の作った俳句が、NHK俳句大賞に入選したのだ。
父も母も俳句や短歌をやる、母の短歌なんかちょっとしたものだ。
以前、母はNHK短歌大賞で秀作に選ばれたこともある。
そう、我が家は一家揃っての創作一族なのだった(笑)
父は、入魂の一句が落選したのに、ついでに作った奴が入選してしまった。
それに不満らしいが、今後さらに上にいくかもしれないとのこと。
めでたいねぇ、幸せなことなのだわ…パパン、おめでとう!