なな☆くさ

えっと、七草って…せり、なずな、しきみ、はこべら…あれ?
うろ覚えだ、全然思い出せない(笑)知りたい人はググってね。
因みに青森では、あまり七草粥はメジャーではありません。
父いわく「七草のうち、青森では(北限ゆえに)生えない草があってだね」とのこと。
今はどうなのかな、ちょっとよくわからにい…わからないと言えば、父の今日のこの発言。


「なあ、守や。幕の内って、いつまでだっけか?」


…は?はじめの一歩的な?まっくのうち!まっくのうち!
でたあ、必殺のデンプシーロールやでぇ!…みたいな?話ですか?


「あ、間違った!松の内はいつまでかって話なんだよ」


実話です、うちの父はこういうことをサラッとボケる人です。
松の内、ね…今日の七草、いわゆる7日までとする人もいるし。
正月三が日が終わる、3日までとする人もいるし、様々だ。
旧正月までは松の内だって言い張る人もいるし、それはそれで。
ただ、父の言いたいことがわかる俺だから、こう言ってやった。


「あなたが松の内だと思う時までが、松の内です」


そして俺と父は帰宅途中、仲良くいつものリカーショップに寄ったのだった。
「飲もう」
「飲もう」
そういうことになったのだった。
ヒャッハー!長物家はまだまだ正月気分満載だぜ!
で、言い出しっぺの父が一番最初に酔って寝る、これが平常運行。
母は上機嫌で酔っ払いながら、今日はなんか珍しい話をしてた。
因みに今日のおつまみはベーシックにおでん…ホッとするね!


母の話では、大和級二番艦の武蔵は、長崎で進水式をやったらしい。
だが、大和級は当時最大級の軍事機密、その存在は極秘中の極秘だ。
事実、日本国民の多くは、終戦まで大和級の存在を知らなかったのだ。
建造費十億円(当時の価格で十億円、だ)というから恐ろしい…怖い怖い。
その武蔵の進水式だが、多くの軍艦がそうであるように、宮家の宮様が出席される。
長崎では、進水式の度に宮様が来て、その時出すおやつが決まってたらしい。
長崎といえばアレだよ、アレ…そう、カステラ!老舗のカステラ屋から買うのだ。
なので、カステラ屋だけは「ああ、今日は進水式なんだな」って知ってたとか。
しかし武蔵は大和級超弩級の軍事機密…宮様も長崎への現地入りは慎重。
すぐに現地入りするとバレるので、片田舎を経由して時間差で駆けつけたのだった。
…でも、カステラは食ったらしく、カステラ屋にはバレバレだったらしいんだけども。
だが、武蔵の進水式長崎市民にはモロバレだったらしい…でかいからね。
あまりに武蔵がでかくて、進水式で進水した瞬間、川が溢れて氾濫したんだってさ(笑)


なんでそんな話を母がしてるかってーと、なんかまた本を読んだらしい。
母は読書家で、それはもう熱心に本を読む…目が見えないから、テープで聴くんだけどね。
俺も見習って頑張らないと…今読んでるラノベも面白くて、凄く勉強になる。
何より「俺もうかうかしてらんねえ!」って、モチベーションが高まるのだわ。
でも、今日は仕事の執筆作業あんまし進まなかった…原因は、この雪!吹雪!豪雪!
ったく、一日に何回雪かきさせるんだい…玄関もそうだけど、車庫側が酷い。
道が轍になって、通行する車は全てがオン・ザ・レールなのだよ。
そのレールにそぐわない「車道から車庫に曲がる」運転は、事実上不可能。
あっという間にスタックするぜ、4WDなフィットたんでもだ…もー、やめてよね(笑)