白熱!準決勝

ガンダムビルドファイターズトライ第21話「蒼き翼」、最高でしたね!
まさか、アニメでぐりぐり動くクロスボーンX1フルクロスを見ることができるなんて…
なんて眼福なんだろう、まず真っ先にそこに感動した、スタッフありがとう!
しかも「ただ出しました」じゃないんだぜ…ちゃんとフルクロスがイキイキしてた。
ヒートダガーもシザーアンカーも、搭載された武装は全部見せて、魅せてくれた。
素晴らしい…クロスボーン愛を感じた、その演出と脚本、イェスだね!
HGBFでフルクロスも発売決定したし、これはとっても嬉しいですねえ。


さて、準決勝のガンプラ学園VSグラナダ学園、いかがだったでしょうか?
個人的にはグラナダ学園を応援してたのですが、ガンプラ学園よくやった!
両校の健闘を讃えたい、素晴らしい内容のガンプラバトルだったと思う。
…え?グラナダ学園のルーカス・ネメシス、あれは卑怯っぽかった?
そうですかねー、だってグラナダ学園自体がルーカスのワンマンチームだし。
チームの長所を活かす戦術を、クレバーに実行できる冷静さは素晴らしい。
それに、赤ギラドーガも青ギラドーガも、地道に頑張ってたじゃん…特に赤。
頭を張って引っ張るエースがいて、納得して補佐に徹する仲間がいたんだ。
グラナダ学園は、ルーカスという最強の駒を120%活かすことに勝機を見出していた…
他二名がエネルギータンクだっていいじゃない、彼らはちゃんと仕事してたよ。
大事なのは、ベストを尽くすこと、ちゃんと「勝ちたい、勝とう!」とすることだね。


しかし、ガンプラ学園の方が一枚上手だった…というか、ずるいよそれー(笑)
Gポータントがまさかの損傷回復、だがこれはいい…ルーカス、ミスったね。
コアファイターでの戦闘とはいえ、Gポータントを完全破壊に追い込むべきだった。
何が起こるかわからない、何でもありの想像力こそパワー、これがガンプラバトルだ!
でも、粒子貯蔵量を気にしてた割には、トランジェントガンダムとか超元気だったじゃん。
あれ、どういうことなんだろう…純粋にガンプラのデキが素晴らしいという話なのかな。
多分、補給をこまめにしてたフルクロスの方が、フルパワー時間が長かった…
対してトランジェントは、最後のタイマンで初めてフルパワーになった、とかかな?
いやでも、燃える展開だったぜ…あそこで敢えてタイマンを選ぶ、それがいい。
シアも言ってた通り、粒子タンク×2をやられたフルクロスには、もう勝ち目がない。
試合が終わった中で敢えて、ガンプラ学園は勝負に拘ったという形だろうか。
でも、手負いとはいえジ・エンドと、フル回復したっぽいGポータントが残ってる。
うわー、辛いわー、想像しただけで胃が痛くなる、詰んでるじゃねーかこれ。
そういう中でも最高のバトルができたからこそ、ルーカスのあの涙がある訳で。
自分がメインで戦い、僚機を補給に徹する戦術の、そこが弱点でもあったのだ。


でもさ、突出したエースを軸に試合を組み立て、エースと一蓮托生のチーム、割りとあるよ?
普通に見られる展開だし、諸刃の剣だってことはもちろん誰もが納得してるんだよね。
エースをどこまで信頼できるか、どこまで支えられるか…そこがまず一つあるでしょう。
そして、エースに不測の事態が起こった時、戦術が崩れた時…どう立て直すか。
そこまでできてたら「ただのワンマンチーム」とはもう言えなくなるんだよなあ。
そういうとこをこれから、主人公たちトライファイターズが見せてくれるといいよね♪