ほにゃららな日常

昨日は12月14日、なんの日かご存知でしょうか。
そう、赤穂浪士の討ち入りの日だったらしいですね。
忠義に生きて忠義に死せども、罪人として散った男たち…
その生き様と散り際に思いを馳せつつ。
「飲もう」
「飲もう」
そういうことになったのだった。
家族でお酒を飲みつつ、赤穂浪士談義してました。
父が「実は赤穂の殿様は精神分裂症だった説」を推す。
母も負けじと「赤穂浪士の狙いは再士官説」を語る。
ホントかいな…でも、松の廊下で抜いたのが決定的だったよなあ。
そして史実では実は、吉良上野介は名君、賢王だったそうな。
テレビの時代劇に出てくる、いかにもな悪党じゃなかった。
それがどうしてああなった…歴史の謎、そしてロマンである。
とりあえず、牛すじ煮込み食べながらお酒、最高であった。


父の治療院に、ある若いねぶた師が治療に来てくれる。
鍼を打ちつつ、父とお客さんで会話をするのだが…
なんとその方、意外にも野心家、そして革新的である。
ハンニバルのねぶたとか作りたいんだよね」とのこと。
いいじゃないかあ…!(新城直衛大尉のあの笑顔)
ハンニバル、アルプスを越える!って感じのねぶた。
よくない?象とか一緒に作ってさ、ねぶた絵のハンニバル
これいい、是非やって欲しい…けど、駄目なんだって。
偉い人が許してくれないんだってさ、なんでだろうね。
ねぶたは日本史や三国志って、誰が決めたんだろう。
単に、昔はそれくらいしか大衆娯楽モチーフがなかっただけだろう。
今には今のねぶた、そういう気概がない首脳陣って、駄目だと思う。
俺は嫌いだな、それは伝統を守ってるんじゃない、前例を守ってるんだ。
今年のスターウォーズねぶたの事件もそう、本当にイカンよ、うんうん。