ねぶた、終わりましたね…!

北国青森の短い夏が、終わりへとまた少し近付きましたね。
先日は立秋、つまりねぶたが終われば暦上では秋なんです。
…今日も暑かったですね、お盆に向けて猛暑が続きそうです。
まだまだ秋の気配は、この本州最北の地でも感じられません。
夜なんか、まだ暑くて苦しいくらいです…まあ、しょうがない。
今年もねぶたは大盛況だったらしいですが、実態はどうでしょうか。
今年、久しぶりに「一日もねぶたを見ない年」になってしまいました。
ちょっと体調が悪かったのもあって、毎年見てる七日の昼運行も見なかった。
少し寂しい気もするな、残念…まあ、来年また盛大にやって欲しいですね。
今回も運行予定時刻以内にゴールできないねぶたが出たそうですね。
それを受けて、各ねぶたで跳人を一定人数以上は断ったそうです。
参加者を断る祭、制限時間のある祭というのは、少し難しい話ですね。


先日はまた少し体調を崩してしまって、お見苦しい限りです。
メンタルが弱すぎるのと、すぐ体調に出るのが辛い所です。
疑心暗鬼、人間不信、被害妄想と、ネガティブまっしぐらです。
やっぱり、自分のような生産性の低い人間は辛いなあ、と。
市場原理主義の社会では、必要とされない人間ですしね。
障害者への差別意識から痛ましい殺人事件も起きてて、凹みました。
社会って本来、弱者の理不尽で不条理な不幸を救済するのが目的な筈です。
かつて人類は、弱者の死、不運の死、ないし不幸に対して宗教を使ってました。
「善行を積めば、死んでも不幸でも、来世でよくなるor天国にいける」ですね。
宗教とは、人類が生み出した不条理緩和システムでもあると思うのです。
で、近代に入って人類は社会を形成、制度を充実化させてきました。
信じるものは救われる、いわゆる宗教ではなく「目に見える救済」です。
勿論、宗教や信仰心はまだまだ必要だし、否定されるべきではありません。
しかし、人は制度と法で、弱きも強きも一緒に暮らせる社会を目指したのです。
俺は無知で無学な人間なので、それくらいしかわかりませんし感じません。
ただ、どうしても弱者や敗者は生まれ、その何割かは絶望してるんです。
その絶望を和らげる社会は、いつか誰もが絶望した時、手を差し伸べてくれます。
弱者に優しい社会は、俺が、あなたが弱者になった時に優しくしてくれる筈です。
そういう仕組を作ったのも、やはり人類の叡智なのかなーって思いますねい。


今日は友人とガンプラをしながら、DVDでアニメを見ました。
ヤマト2199は友人が初めてでしたが、喜んでもらえたみたいです。
スパロボVにも参戦するので、スパロボ好き同士見ておこうと思って。
あとは、前から少しずつ見てたブレンパワードを完走しました。
最終話、バロンズゥを相手に迫力の戦闘シーンは必見です。
一部でオーガニックな富野節が話題になってるブレンパワード
俺は、好きですね、なんというか…生々しい人間像の不可解さが出てて。
娯楽作品のキャラクターは、ある程度デフォルメされた記号美があります。
それを極端化させつつ、各々のキャラにあるがままを出させた感じ。
そういう、一種の無責任感もあって、でも不思議とブレンパワードが好き。
エコだ環境問題だが声高に叫ばれていた時代が、よく出てると思います。
富野監督にはこれからも、元気にアニメを作って欲しいですね〜