Gジェネ「」キャラ紹介・第02回「宇宙世紀の流離人」

不定期連載企画、Gジェネレーション「」!
小説サイトカクヨムで人気のロボ作品が、俺のPSvitaに!
集え、戦士たち…ユニバーサルセンチュリー百年を駆け抜けろ!
…まあ、なんというか趣味です、中二病イタタ的なアレです(笑)


https://kakuyomu.jp/works/1177354054881818525
今回は紅葉紅葉先生の「旅機人―End of Stranger―」です。
作品の舞台は、此処ではない刻、今ではない場所…遠未来。
崩壊した世界でリシティ少年は、謎の少女エメと旅をする。
二人が駆るMHM(マシンヒューマンモンスター)、碧狼。
二人と一匹、人機一体の三者の旅路を描いたSF作品ですね。
ポストアポカリプスの雰囲気が漂う、素敵な世界観が魅力です♪


・獣を駆る旅人、リシティ・アート

今回は主人公のリシティ・アートをお借りしました。
部隊の中では、操縦席探偵の主人公、依歌さんの小隊にいます。
ポジションとしては、遊撃、そして要撃をしてもらってますね。
後述にて紹介する愛機の特性もあって、大活躍しています。
Gジェネでは増援や援軍で、目まぐるしく戦場が動きます。
西の果てから東の果てまで、戦場を駆け抜ける機動力が欲しい…
それも単機で突出して後続を呼び込む、パスファインダーのような。
そういった過酷な任務を、リシティ君はエメちゃんとこなしてます。

今回、拙作スパ◇ボ「」に参加してない方も協力してくれてます。
カクヨムのロボ小説界隈、多くの方々と楽しく交流したいですしね。
紅葉紅葉先生は今回、快く自作の主人公を貸してくださいました。
声優さんは石田彰さん…少し飄々としたような、不思議な雰囲気です。
時々不穏な台詞やとぼけた言い回しも出ますが、そこはご愛嬌。
そして、絶対に欠かせない要素…謎の美少女エメちゃんも一緒です。
ええ、乗ってますよ…二人でMSに乗ってます、後程ご紹介します〜


・猛き鋼の孤狼機、碧狼
マシンヒューマンモンスターと呼ばれる、獣人型のロボットです。
神経接続タイプのマン・マシン・インターフェイスを持つ機体ですね。
リシティ君とエメちゃん、二人にそれぞれ別個のコクピットがある。
そして、互いに操縦系を譲渡し合い、五感を重ねて操るのです。
この操縦法に、自分はとても惹かれました…凄く燃え萌えですね!
二人乗りながら、別々のコクピット故に顔を合わせることはない。
乗ってる限り、二人は独りと独り、そして碧狼の一部なんです。
同時に、声だけの相棒の存在が、碧狼の意思であるかのような感覚。
この奇妙な魅力を、自分なりに考えて解釈した結果、結論が出ました。
碧狼という存在は、二人の絆や関係性、そして子のメタファーなのかなと。
リシティ君もエメちゃんも、碧狼に乗ると、二人ではいられなくなる。
互いに「相棒は碧狼の向こう側」になる、でも確かに碧狼で繋がってる。
二人を得て躍動する碧狼は、まるで育み産まれた二人の子供のようです。
そんなことをぼんやりと思いながら、少しずつ原作を読ませて頂いてます♪


・The Supreme - Ex-Sガンダム


Twitterのフォロワーさんは、もしかしたらご存知かもしれません。
自分はセンチネル信者、Sガンダムに対して異常な執着を持ってます。
本当に大好きで、四半世紀経った今も永遠の初恋をしていますね。
まだガンダムが、富野御大だけのリアルな人間ドラマだった時代…
模型雑誌から発信する全く新しいガンダムを模索した男たちがいた。
それが、モデルグラフィックスでのガンダムセンチネルという企画。
当時新鋭のメカデザイナーだったカトキハジメ氏の出世作です。
今では当たり前になった、作中のガンダム同士の対決という見せ場…
それを世界で初めてやった作品が、ガンダムセンチネルなのです。
また、センチネルは「いろプラ」と呼ばれる初のガンプラでした。 
主役ガンダムであるSガンダム…当初はスペリオルではなく、スプリーム。
スプリームガンダム、つまり「最強のガンダム」という名でした。
その重武装形態であるEx-Sは、その名に相応しい内容となってます。
Iフィールドを持ち、高い火力と出力、オールレンジ攻撃能力…
Gクルーザーに変形し、単体での大気圏離脱も可能な重攻撃機です。
Sガンダム自体が拡張性を重視して設計されており、四基の動力炉を内蔵。
ミッション毎の換装は、F90やストライク、Gセルフに受け継がれました。


また、最大の特徴はALICEと呼ばれる学習型人工知能の搭載機ということ。
実はガンダムセンチネル、女性キャラが全く出てこない作品です。
唯一そのヒロインを務めるのが、SガンダムのALICEという訳です。
Sガンダムは「完全な自律型MS」を目指して作られた機体でもあります。
ALICEは的確な判断で機体を制御し、時には勝手に動いて危機回避します。
パイロットは「ただトリガーを引くだけの存在」で、いずれ不要に…
そういう究極のガンダムを目指したSガンダムですが、変化が訪れます。
開発者の息子であるリョウ・ルーツを始めとする、男たちの闘争本能…
女性人格であるALICEは悩み、戸惑い、翻弄される中で目覚めるのです。
そう、実はALICEは最後、ニュータイプの扉を開きかけてしまうんです。
それが最後どうなったかを、物語は敢えて語らずに完結しました。

最終決戦、三人のパイロットを脱出させるため、分離するSガンダム
「彼女」は最後、コアブロックなしで再合体、敵を狙撃し撃墜します。
自分はリシティ君をパイロットとして貸して頂けた時、思いました。
絶対にリシティ君は、エメちゃんと一緒に扱わなければいけない、と。
そして偶然、二人に自分が最も好きなガンダムの一機を託したのです。
エクシア、クロスボーン、デスティニー…そして、Ex-Sガンダム
好きなガンダムは沢山あって、どれか一つなんてとても選べません。
でも、好きなガンダムとして初めて出会ったのは、Ex-Sガンダムでした。
ヒロイックな中にも、機能美を追求した果ての異様なグロテスクさ。
そういう、得も言われぬ魔性の魅力がこの機体にはありますね。
そうです、エメちゃんはALICEとなって、リシティ君と一緒です(笑)


・彼と彼女が一つに交わり、鋼鉄の狼は宇宙を馳せる

自分の部隊、戦艦2隻の4小隊18機、どのキャラも愛着があります。
最初に選定した各員の愛機も、乗り換えイベントの時期ですが…
敢えて半数程のキャラには、引き続き今の機体を使ってもらう予定です。
あまりにハマり過ぎて、似合い過ぎて、しっくりし過ぎてて(笑)
リシティ君とエメちゃんのEx-Sも、引き続き後半も活躍予定です。
ディープストライカーに乗り換えても、本当はよかったんですが…
ちょっと、サイズの大きい機体は出撃枠を食ってしまうので。
あと、ディープストライカーは現在、リョウ・ルーツが使ってます。
リョウ・ルーツは初代Gジェネで、初めて声優さんがつきました。
野原ひろしでお馴染み、藤原啓治さんです…超格好いいです。
チンピラというか、本当にガラが悪いオラオラ系の青年です。
そういう彼が、戦いを経て、恩師を失い、男に、大人になる。
センチネルのもう一つのテーマは「素人のガンダムvs精鋭の量産型MS」
ハードウェアの差は残酷に勝敗を分かち、呆気なく決まります。
リョウ・ルーツはヘボパイロットですが、ALICEが導き守ります。
敵であるニューディサイズは、戦技教導団…ベテランの最精鋭。
しかし、明確な腕の差がありながら、ガンダムに負けてしまう。
時代に負け、敗者という立場そのものに負け続けたニューディサイズ
彼らの自惚れた自己陶酔的な決起が、ルーキーとガンダムに砕かれる。
もし余裕があれば是非、原作のガンダムセンチネルを読んで下さい。
信用できる創作仲間の方にでしたら、小説とムックをお貸しします。
気になる方がいらしたら、是非メール等で連絡くれれば嬉しいです♪


今回も長々とすみません、今回も読んで頂いてありがとうございます。
次回は、カクヨムロボ勢力で三機神に並ぶ実力者、次代の旗手が登場です。
官能的な疾走感、テンポとビートで紡がれるハイスパートストーリー…
もし御迷惑でなければ、次回もお付き合い頂ければ嬉しいですね。