Gジェネ「」キャラ紹介・第03回「絆と覚悟のエインヘリアル」

不定期連載企画、Gジェネレーション「」!
小説サイトカクヨムで人気のロボ作品が、俺のPSvitaに!
集え、戦士たち…ユニバーサルセンチュリー百年を駆け抜けろ!
…まあ、なんというか趣味です、ラフタは俺の嫁だった的なアレです(笑)


https://kakuyomu.jp/works/4852201425154922473
今回は村雲唯円先生の「戦慄のレヴァンテイン」より。
今とは異なる日本の近未来、横行するテロや政情不安。
そんな中で、独立治安維持軍の若者たちは今日も戦う。
彼らが駆る鋼鉄の騎兵、それは人型機動兵器レヴァンテイン。
影さえ追えない疾走感で、揺れる時代を今…突き抜けろ!
主人公の槻代級を中心とした、数々のキャラがとても魅力的です。
迫力の描写で綴られた戦いの中、狂気と挟持が交錯する戦場。
カクヨムのロボノベルでも話題の人作、ついに登場です♪


・あの日の少年は今、剣を手に戦士となる

今回は主人公の槻代級をお借りしました。
部隊の中では、一番艦ラー・カイラムの第一小隊隊長です。
自分の好みもあって、彼のアビリティ等はリーダー向きな能力。
自分では火力を出せませんが、小隊員の力を引き出す役割ですね。
Gジェネはそんなに複雑なSLGではなく、凄く大雑把です。
攻撃力が全て、力こそがパワー!という、割りとゴリ押し系。
でも、折角の小隊長なんだから、それっぽいキャラが俺は好き。
級さんはいつも、チームワークと連携で小隊を引っ張ります。

普段はふつーのニーチャンなんですが、戦闘時は頼れる小隊長。
原作同様、スパ◇ボ「」でもGジェネでも、いいお兄さんかな?
いつも村雲唯円先生は気前よくキャラを貸してくださいます。
声優は実は、スパ◇ボ「」と同じ設定の中村悠一さんです。
凄いしっくりくる…台詞回しや感情の出し方が級さんっぽい。
因みに戦闘BGMは俺の大好きな「MEN OF DESTINY」です…かっけえ!
物静かな普段とは裏腹に、時折熱く燃える一面があったりですね。


・神話を切り裂く人意の刃、メリッサ
レヴァンテインと呼ばれる全高7m前後の人型機動兵器です。
特徴としては、レッグスライダーと呼ばれる高速滑走機能。
脚部にて展開され、接地面をホイールで蹴り上げ駆け抜けます。
軍需民需を問わず、作品内の世界で広く普及しているマシンですね。
特に都市部での走破性は素晴らしく、高い機動力を有しています。
メリッサは主役ロボ、級さん専用に調整されたレヴァンテイン。
しかし、特別凄い能力があったり、必殺技がある訳ではないんです。
ただ、級さん自身の操縦技術と、仲間との連携が兎に角格好いい!
級さんが率いるオスカー小隊は、基本彼と仲間たちで戦果をあげていきます。
切り込み役の近接特化型に、中距離砲支援用の重装型、そして狙撃手…
1+1が10にも100にもなる、そんな原作の戦闘シーンは圧巻ですね。
また、メリッサと級さんにも一騎打ち等の見せ場があって盛り上がります。
そんな級さんに託されたのは、意外なMS…しかし、それには理由があります。


・その旗の元に彼らは集った…ガンダムTR-1[ヘイズル・アウスラ]

原作のオスカー小隊、そして独立治安維持軍の雰囲気が好きです。
これがガンダムの世界だと、とある組織に重なる気がしたんですよね。
悪名高きティターンズアースノイド至上主義の軍閥が集めた私兵です。
でも、ティターンズには別の側面があって、そこが自分は大好きなの。
「ADVANCE OF Z」、通称AOZに登場するティターンズのもう一つの顔…
ジオン残党から民を守るべく、志を持った若者たちの姿がそこにありました。
AOZでは、T3部隊(ティターンズ・テスト・チーム)が語られます。
このT3部隊、雰囲気がオスカー小隊にちょっとだけ似てるんですよね。
アニメのZガンダムでは悪の組織だったティターンズの、本当の姿。
理想に燃える若者たちの手で、次世代のMSが、ガンダムが開発されます。
TRシリーズと呼ばれる、一連の試作実験機…最初はジム・クウェルでした。
頭部がガンダムになり、細部が改修され、モジュール化、標準規格化…
そして最後には、宇宙世紀の兵器とは思えぬ姿へと進化を遂げます。
そのテストの中で、若者たちは皆、軍人として民を守り、暴力と戦った。
歴史の闇に葬られた、もう一つのティターンズの物語が俺は好きです。

ガンダムTR-1[ヘイズル・アウスラ]は、その一つの到達点です。
ムーバブル・フレームが標準となる、第二世代型へ移行する直前のMS…
そう、級さんの愛機は実は、Zガンダムの時代以前の性能なんですね。
数々の実験と改造、改良を経て、ガンダムTR-1はこの姿になりました。
各部はユニット化され、拡張性を最初から持たされた構造になってます。
他にもGジェネ作中には、T3部隊が手掛けた多くのMSが搭乗します。
先日のDLCも含めて、過去最高のAOZからの参戦機体数となりました。
アウスラは、ヘイズルの最後の到達点、そしてその先への可能性です。
T3部隊がオスカー小隊に、どこか重なって見えるので、多分、あれです。
ギャプランTR-5[フライルー]やプロトタイプアッシマーTR-3[キハール]…
他のメンバーも一緒なら、やっぱりAOZ系に乗ってるような気がしますね。
我らが狙撃天使、灯ちゃんは…ジムスナイパー3あたりでしょうか。

さて、当然ながらアウスラはグリプス戦役以前の機体、強くはありません。
どうしても一級戦のMSに比べると、パンチに欠くし、脆くて弱いことも。
でも、そういうのって言い出したらキリがないし、大事なことじゃない。
ゲーム内で優位さ、有利さを突き詰めるなら、全員∀に乗ったらええねん。
好きなキャラが、それっぽい似合う機体に乗ってくれる…それで十分です。
宇宙世紀百年の物語を、アウスラで駆け抜けた最後のエインヘリアル
エインヘリアルというのは、ワルキューレがヴァルハラに誘う勇者の魂のこと。
部下がすげーMSに乗ってても、ずっとアウスラで級さんは頑張ってくれました。
多分、この機体が完成するまで、T3部隊みたいに仲間たちとの実験の日々が…
あるんじゃないかな、都ちゃんや千景さん、灯ちゃんと開発したんかなー、と。
AOZ系の機体、そしてティターンズという組織がちょっぴり似合うのです。


・そして勇者は竜殺しとなる
さて、そんな級さんにもそろそろ新型機があってもいいころです。
周囲はEx-SやフルアーマーZZ等、最新鋭の比較的強いMSばかりですし。
AOZの機体で繋げてもよかったのですが、サイズ等の問題でちょっと(汗)
本当はアウスラには強化武装を積んだデンドロ状態もあるんですけどね。
ただ、デカいユニットはどうしても出撃枠を圧迫してしまうんですよ。
そんな中で級さんに「これやで!」と乗って欲しい機体を用意しました。
そのMSを知る人は、恐らくものすごーく少ないんじゃないでしょうか。
はっきり言ってマイナー、ドマイナーです、アコギで奏でるCマイナーです。
SDガンダムで一度だけ立体化された以外、ガンプラにすらなってません。
ただ、自分が知る中でも屈指の格好良さを誇り、いつも愛用してました。
Gジェネでしか、この子とは会えない…実に十年ぶりの再会になります。
スパロボでも出てこないんだよなー、出たら使いたんだけどな(笑)
ヴァイブレードの代わりに、ハイパービームサーベルを装備しています。
アサルトライフルらしく、ビーム・アサルトライフルが標準装備です。
特別強くはないし、バイオセンサーが搭載されてる以外、特徴もない。
でも、長い戦いを仲間たちと開発したであろうアウスラで乗り切った彼に…
最後の戦いでは、いいMSに乗って欲しいなと少し思いましたネ。


いやはや、毎度長々とすみません…まだまだ続きます!
次回、箱庭の楽園に正義を高々と歌う剣の登場です。
友よ歌え、炎の凱歌を…剣の刃紋に浮かぶ焔は、鋼の意思と決意!
最後に、思わず作った級さんのアウスラもどきでお別れです。
や、アウスラ作るには昔の模型雑誌の付録が必要になるんよ。
プレミア値で5,000円、ちょっと買えないですね…今は、ね(笑)
これはTR-1ヘイズル改にトライポットブースター等を追加しました。
頭部やフロントアーマーをアドヴァンストヘイズルに換装してます。
肩アーマーをTR-5フライルーの物に…ハメるの大変でしたね。