ラーメンという食べ物の本質

今日は青森ではあまりにも(良くも悪くも)有名過ぎる「まるかい」へ。
このお店の、いい意味での有名な点を今日は紹介したいと思う。
煮干or焼干でダシを取り、ストレート麺での醤油ラーメンという形。
青森ではスタンダードなこの形の、いわば元祖みたいな店なのだ。
正午、店を訪れると大混雑、多種多様な客で大賑わいである。
スーツ姿のビジネスマンと、作業服のガテン系が一緒にラーメン。
コートにブーツのお姉ちゃんも、職人さんの一団もみんなラーメン。
古き良き日本の昼食風景というか、本当に活気があっていい雰囲気。
店員さんは元気がいいし、会計をするじいさまも渋くて迫力がある。
まあ、店の空気自体がちょっとしたアミューズメントで楽しい。
そんな中、全然待たされずに出てくる醤油ラーメンが…美味い!
やっぱり寒い冬の昼飯はラーメンに限る、熱々のホカホカである。
今日は友人が言ってたけど、やっぱりラーメンの具は意味があるのだ。
シナチクにチャーシュー、薬味のネギ…増えてもナルトとフ、海苔か。
これらはいわば、戦後からの日本ラーメン業界で選り抜かれた黄金比
ご当地ラーメンには特産品が入るし、エビやカニが入るラーメンもある。
だが、あえて言おう!具は増やせば増やすほど、よくわからなくなる!
オーソドックスな具ほど、麺とスープを引き立てる名脇役なのかもしれない。
そしてラーメンとはやはり、庶民の食べ物なのだなと今日は再確認した。
ラーメンはね、やっぱ千円超えちゃいけないよってちょっと思ったね。